タイでよくある不思議な事件。 [タイ人について思うこと]
面白いブログ見つけた。
タイのニュースをひたすら翻訳して載せてくれるみたい。
で、以下の話を読んだ。
フィンランドからタイに移り住んできた40代のゲイカップルが、タイ人の一人の男を彼らの家に住まわせる。
で、そのカップルの片割れがガンにかかっていることが発覚し、そのタイ人に病院への付き添いを任せる。
が、そのタイ人が自分の友達のパーティだかに行って、ちょっとつれなかったらしい。
というわけで、部屋の中で、そのガンを煩っているほうの男と、タイ人の男がケンカをおっ始める。
でまあ、そこまでも不思議といえば不思議だけど、ゲイっぽい感じのありがちストーリーっぽいが。
そこからがお伽噺というか、映画的というか、薬でもやってたんだろうか、という不思議ぶり。
なんと激高したタイ人男が窓ガラスを粉々に割り、自らの腕から流血。
さすがにケンカ中の男も心配して、自分の寝間着であるムエタイパンツを脱いで、彼の腕に巻いて止血。
だが、怒りはおさまっておらず、その後、全裸で窓から飛び降り!!
で、慌てて階下に様子を見に行ったタイ人の男は、出血多量によりフィンランド男の隣で気を喪う。
かくして、外国人男性の全裸飛び降り死体の隣に、タイ人男性が気を喪って倒れているという不思議な光景ができあがったそうな。
で、これがまた、ご丁寧にその光景の写真つき記事なんだよね。。
で、部屋からは、片割れのフィンランド人男が発見されて、以上の事の顛末を告白。。
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という感じなわけだが、、とにかくタイではこういう痴話喧嘩から激高→死、というニュースが多い。
タイ人同士の話も多いけど、外国人が絡んだ話も多い。
激高して刺した、とかも多いけど、激高して自殺したってのも多いイメージ。
タイ人にはそういう人を狂わせるような業があるのかしらん。
こういうところがグロいけれども、このグロさが、ある種の人々をタイに惹きつけるのもわかる気がする。
プリミティブさというか。パッションと言おうか。
後先を考えない激しさは、凶暴で野蛮として、退く人は退くだろう。
目が覚めて、日本へ帰ろう!って人もいるくらいに。
だが、理性的に自己をコントロールするよりも、激情に身を任せるその在り方をより人間的と見る人もいるのかもしれない。
まあでもタイで死ぬのは、本当に悪く言えば犬死に、よく言えば実にあっさりと簡単に土に還れる。
ここで死んでも殺されても、たいした金にもならないし、誰も注視しない。
せいぜいこうやってキワモノ事件的な感じで、どっかの誰かの目に触れて、あっさりと忘れ去られるばかり。
タイではある種の無関心、冷たい風が吹いている。
たぶん色んな人が居すぎるのだ。
だから、表面的な親切はあるのだけれど、皆、住む世界が別の人にたいして、深い所まで関わろうとはしないのだと思う。
タイに一年住んだら、今度は全然違う、西欧的な価値感の場所に住んでみようかなとふと思う。
もしもこの一年の間にタイに惚れ込み、骨の髄までタイに染まろうと思わなければだが。。。
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