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タイ人スタッフ(一児の母)が会社の金を持ち逃げして家出。 [バンコクで働く!]

知人の会社で事件が。


タイ人の事務スタッフが無断欠勤。


翌日、同居の夫が「昨日から家に帰らない。どこにいるか知らないか?子どもも連れていったようだ」と、会社に訪ねてきた。


バンコクにある実家の方にももちろん確認済みだが、誰も行方は知らないという。


彼女は会社の現金を扱っていた。


オフィスの家賃を払ったり、税金を払ったり、そういうことを担当していたのだが、調べたところ、支払われるべき現金が数日前から支払われていないことがわかった。


つまりその数日分の現金を着服して逃亡したことになる。



一体何があったのだろうか。



額は日本円にして85万円ほどで、タイの平均的な世帯収入1年間分といった額。


つまり日本に住んでいる日本人の感覚であれば、500万円ぐらいの感覚だ。


これをどう取るか。


例えば夫の暴力に耐えかねての家出、とかだったとしよう。


普通ならまず実家に逃げたり、帰ったりするんじゃないの?と思うけど、例えば実家に帰っても連れ戻されてしまうということを何度も繰り返していたとする。


実家も毒親で頼りにならないとかさ。


だから逃亡するにも、とりあえず逃亡資金が必要だ。


もしくは他に男がいての、駆け落ち資金だとしても同じこと。


いつか返しますから、当面はすみません・・・そういう感じだとしたら、額はせいぜい月収分くらいで十分だと思わない?


かといって、一世一代の犯罪を犯してまでぶんどる金額にしてはそれで一生遊び暮らせるわけでもなく、中途半端。


借金でも抱えていたのだろうか。


実は夫が黒幕で、妻に会社の金を横領させておいて、行方不明ということにし、妻に濡れ衣を着せて殺していたりして。。。


((((;゚Д゚)))))))


まあでもなあ、目先のことを考えずに簡単に犯罪を犯したりするタイ人って結構いるからなあ、こんな完全に足がつくような犯罪を犯してまでも、目先の大金でしかない、されど大金である80万円を着服することを優先するような人がいても全くおかしくないのだが。


なんだかんだで、情状酌量してもらえる、謝れば許してもらえるんじゃないかって思ってそうだし。


もしかしたら手癖が悪いけど、そういう風になんだかんだで許してもらってきていて、苦しくなったらすぐ盗むような癖がついている人だったのかもしれないし。


それとも、この会社、お金いっぱいありそうだし、退職金としてこれくらいもらっても痛くも痒くもないだろう、とかいう謎思想の元に、勝手にもらっていったつもりだったりして。


または、計画的というわけではなくて、ふと魔が差したのか。


だからこの中途半端な金額なのか。


でも子どももいる母親だからね。


旦那さんだって、ちゃんと職を持って働いているようだし。


しかし無断欠勤の前日まで、全く変わった様子はなかったそうで・・・。


とはいえ、数日前から着服していたわけだから、変わった様子を見せなかっただけなのだろうけど。。


真相は謎。


ただまあ、夫をおいて子供と家出したということは、夫とうまくいっていたわけではないんだろうなー。


そして子供をおいて行かなかったということは、それなりに母親としての自覚とか責任みたいなものもあったのではないか。


そして実家も頼りにならないんだろう。


さあどうなんだろうか。


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バンコクの闇、タイの闇。 [バンコクで働く!]

バンコクで鳴らされている警鐘に、日本人を狙った日本人による犯罪というものがある。

バンコクだけでなく、インドネシア、バリとか、まあ現地ビギナーが気軽にビジネスを始めようとするような土地にはどうしたって、その隙をつく悪い人は現れるのだろう。

しかし最近、目の当たりにしてしまった。

人の弱いところに漬け込んで、ハイエナのように群がる・・・

そういう存在を。

オレオレ詐欺と一緒である。

または訪問販売で騙されやすく断れないためにすぐに購入してしまう人の闇リストが悪徳訪問業者の間で出回っていて、そういう人の元には、次から次へと新手が訪ねてくるというけれど、それと同じ理屈である。

貧困地域には、犯罪の蔓延や薬物依存など、負のループが生まれやすい、そういうのとも同じだろう。

 

セイフティネットだって、ある程度頭がしっかりしていて、気力もある、、というある程度まだ余裕がある状態でなければ、辿り着けないもの。

それでもまだ日本に生きていれば守られていると言えるだろう。

そして更に「常識的な親」「親が用意してくれた、いい環境」「ある程度のお金」に守られて私は生きてきたんだなーとつくづく感じる。

あまりに守られすぎるのも、世間知らずの過保護の箱入り・・ということでよろしくないとは思うけど、やっぱり適度に守ってもらってきたということは、なんとありがたかったことなのだろう。

そして、もし日本で敷かれたレールから外れずに生きてきたら、そのことに気づかなかっただろう。

私は今、レールから外れて生きているから、転落の可能性はあると思う。

今まで、三重、四重に設けられていたセイフティネットは、もはや一重程度だと思う。

それでも、やっぱり育ちのおかげで「まっとうな感覚」というものはそうそう揺るがないと思う。

もちろんタイナイズされた部分もあるとは思うけど、根本的な倫理観とか、「これはおかしいだろ?」と勘付く感覚とか。

それって、私が日本や親から頂いた財産なんだろうなーと、ふと思いましたとさ。 


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人と比べて痛みを感じろ! [バンコクで働く!]

人と比べないことが、心の平穏をもたらすことはいうまでもない。

「ナンバーワンよりオンリーワン」という志向は、日本でもメジャーになっていて、大企業で出世する生き方よりも、起業したりして自分だけの自分らしい生き方を求める若者も増えているように感じる。

人と比べることによって起きる嫉妬によるいざこざは、東南アジアでは日本よりもメジャーである。

最近タイ人に聞いた話。

インドネシア、スマトラ島にその人の知人のファランがホテルというかバンガローを建てたそうだ。

ファランはスマトラ島にインドネシア人の恋人がいたし、外国人は土地を買えないこともあって、名義はそのインドネシア人の彼女のものである。

でもバンガローが出来上がって1週間もすると、そのバンガローが火事で全焼したそうだ。

そしてそれは不幸な事故ではなく、放火だったとのこと。

スマトラはそうなんだよ、とタイ人は言う。

ちなみにそのタイ人は、インドネシアとタイのハーフで父親はスマトラ出身なんだけど。

どういうこと?と聞くと、イッチャーだという。

イッチャーとはタイ語で嫉妬のこと。

そこで私もアハーンと合点がいった。

インドネシアのみならず、タイでも嫉妬によるその種の嫌がらせは聞いたことがあるからだ。

自分は相変わらず貧乏で、自分のところには金が回ってこないのに、同じ穴のムジナだったはずの彼女だけ、いい思いをしやがって、許せない!!

というような気持ちね。

私も人間だから嫉妬の感情はもちろんわかるけど、でもそんなことしたって何にもならないじゃん、何も生産的なことがない。

日本人の多くはそう考えるだろう。

だから、ただの嫉妬がそこまでの憎しみとなって盛り上がることはないだろう。

でも東南アジア人はよくも悪くももっと感情のままに生きているから、激しい感情のままに行動に出るのだろう。

もちろんお金がなくて困っている人たちにとって、「カネ」というのは私が考える以上に、激しい感情をもたらすものなのかもしれないが、、だとしても。 

もちろん、そのタイ人が「嫉妬のせいだ」と解釈しただけであって、裏には何かもっと憎まれるような事情があったのかもしれないけどね。

というわけで、人と比べて嫉妬して苦しんで人も自分も滅ぼすようなネガティブな行動に出てしまうくらいなら、「比べるな」ではあるし、実際日本で働いている友人を見ると、日本の狭い価値観のなかでそこからドロップアウトしたら死んでしまう、くらいの勢いで、すごいストレスを溜めながらも、かじりついて必死で生きているのがかわいそうに思えることもある。

実際自分も日本にいた頃はそうだったと思うので、わかるのだけど、海外に出てみると、いやいや日本人って働き蜂でないと生きていけないシステムのなかにいてかわいそう、みたいな外国人的な気持ちもでてくる。

そう、タイにいて、人と比べなくなって、楽になっている自分が確かにいる。

もはや日本にいる友人たちとはキャリアの方向性が違うので、比べようがないからだし、タイ人と自分も色々とハナから目指すところが違いすぎて比べることが難しいからというのもある。

強いて言うなら、タイやそのほかの外国で働く日本人とは比べることはあるけれど、それも最近はあまりなかった。 

でも昨日電車で隣の座席に座った若いタイ人の女の子がKindleで洋書を読んでいるのを見たとき。

久々に私のなかで人と自分を比較して痛みを感じる感情が蘇った。

いっぽう私はケータイで何の生産性もないゲームにいそしんでいたからである。

やっぱり人は、人と自分を比べなければダメになってしまうと思った。

人と比べて痛みを感じることは重要だ。

タイで生きているからこそ、とくに重要だ。

そう思った。

もちろんね、タイで生きているといっても、人によって立場や環境はすごく違うので、日本にいるときよりもさらに狭くなった日本人社会のなかで、日本にいるときよりもさらに比べまくって生きてる人もいると思う。

あくまで私の場合はだけど。

羽が生えたように自由に生きれていて幸せだ。

この羽が生えた以上、もう日本には戻る気がしない。

そういう感覚もある。

でもそれだけじゃ衰退するだろう。

足るを知る、とか言ってるだけじゃダメだ。

ずっと目の前にぶら下がった人参を追っかけて、せかせかと余裕がなくて不幸そうなのもどうかと思うけど、 満ち足りつつも、素敵なものや人から影響を受けていかないと!

嗚呼そうだ。

私にとってのタイの弱点を久々に思い出した。

タイと感性があわないのか、タイで「素敵!」という感覚が発動することがすごく少なくて、それが来タイ当初すごくストレスにもなっていたんだっけ。

東京にいたときは街中を移動しているだけで、1日に何度も素敵!というインスピレーションを得ていたのに。

うん、やっぱり移動の季節は近いな。 


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