HUBBA @ エカマイ:バンコクのコワーキングスペース [バンコクで起業]
私の知る限り、バンコクで独自の地位を築き上げている、もっともコワーキング然としたコワーキングスペースじゃないかと思う。
出張者やビジネススターター向け、というより、クリエーターなどのノマド向けのカラーが強いかな。
土日もやっていて、22時くらいまでオープンしていることはかなりアドバンテージだと思う。
一軒家でそれほど広くはないけど緑豊かなお庭があって、庭にはトランポリンやボクシングのサンドバックがあったりする。
ワーキングスペースには靴を脱いで入るというところがなんともいい。
落ち着けるコージーなゲストハウス的な雰囲気がある。
第二の我が家みたいな。
コミュニティとしても機能しているみたいで、 フレンドリーでアットホームな雰囲気。
犬を飼ってるみたいで、犬を散歩させにいったり、お庭の木になったマンゴーを収穫したりしてるのが、窓から見えて都心のビル砂漠的なバンコクに疲れた心に、なんともやさしい。
人気があるらしく、平日はかなり混むみたい。
庭でも仕事ができるっていうのは、オープンエア好きのファランには人気高いだろうしな。
実際バンコクって冷房強いことも多いから、中と外を自由に行き来できるのはいい。
気分転換にもなるし。
しかし私が特に気に入ったのは、女子トイレ。
靴を脱いで入るトイレっていうのが、バンコクではあまりないからかな?
ここの女子トイレはまるで日本の若い家族が住んでる新築マンションの家のトイレみたいで、なんとも落ち着く。
トイレでいいアイディアがひらめきそうな感じのトイレよ。
お湯やお水は無料で、カップは自分で洗ってね方式。
1日利用260バーツかな。
すごく安くはないけど、バンコクの相場を考えると高くもないし、何よりもここには他にはない独自の魅力があるから、ここはここでたまに来たいなー。
Regus(リージャス) @ asok, silomほかバンコクのコワーキングスペース [バンコクで起業]
Regus リージャスは、どちらかといえばレンタルオフィスなのだが、そこのビジネスラウンジ(フリースペースみたいなところ)をコワーキングスペースとしてもかなりお安く開放しているようなので、行ってみた。
固定のデスクを借りるのではなくタイ国内にあるRegus各支店のフリースペースのみの使用は「ローカル・ゴールド」というプランになり本当に790バーツ/月だった。
ちなみに世界中を旅するノマドにはもっとお得なプランがあり、正確なお値段を忘れちゃったけど、たしか1500バーツ/月くらいで、世界中のRegus支店を利用できるというものもあった。
基本的には世界中を出張しながら飛び回るサラリーマンにいい施設っぽい印象ですね。
シーロム、アソーク、チットロム、サイアムなどの駅前主要ビル内にオフィスがあって、お客さん先訪問の合間に、仕事をするのにぴったりの場所って感じだった。
http://www.en.regus.co.th/locations/office-space/bangkok-exchange-tower
さて、月790バーツは本当だが、条件付き。
(ちなみに790バーツに7%の税金がかかるから、正確には税込で845.3バーツ。)
◆ミニマム6ヶ月からの契約。
◆毎月10回まで同じオフィスに来て良い。10回以上になったら他の支店オフィス(たとえばシーロムとか)に行ってねとのこと。
◆営業時間は月~金 8:30-18:00
まあバンコクのアクセスがいいところにいくつもオフィスがあるから気分転換にもなるしいろいろ行ってみてもいいかなとは思う。
それにプロンポンのエンポリアム内にニューオフィスもオープンする予定と言ってたし(いつかは知らないけど)。
だけど6ヶ月契約はちょっとネックになる人もいるかもね。
しかしながら安いよ、やっぱり。
6ヶ月で5041バーツ/6ヶ月。
これは、ほかのバンコクのコワーキングスペースの1ヶ月の利用料金に匹敵する。
それを思うと、たとえ6ヶ月間フルで使わなかったとしても、それほど悪い話じゃないと思う。
ちなみにバンコクのコワーキングスペースの利用料金はドロップインだから300バーツ/日が平均(たまにプロモーション期間のみ200バーツ/日とかはいろんなところで見かけます)。
月間845バーツだったら、月間3回行けば元をとれるんだよ。悪くないよね!
ただし、安いだけあって、微妙な点も結構ある。
◆椅子がカフェチェアーなみで、オフィスチェアじゃない
◆デスクが狭い
◆WiFiスピードがちょっと遅い
◆空間が、部屋というより、オフィスのフリー休憩スペースみたいな雰囲気で、レセプションの裏にある空間なので、レセプションでのやりとりやエレベーターの音などが常に聞こえてきて、うるさくて落ち着かない
私はとりあえずわたし的に便利だったアソークのExchange Tower 29Fに来てみた。
窓際の席は、さすがに29Fからの眺めを一望できるので、とても気分がよい。
ただ、某ブログで「いい!」と言われていたカプセル席(ThinkPodという)はね~、わたし的には微妙だった。
おこもり感はあるけどさー、スペースが小さすぎて、おこもり感というより閉塞感。
こっちの席の方がもちろんいいでしょ!と私の6ヶ月契約をとりつけたやり手営業のお姉さんが案内してくれたけど、5分でギブアップして窓際席に移動。
そして最大の問題は椅子かもね。
窓際席にしても、カプセル席にしても。
私がほかのコワーキングスペースで「やっぱカフェとは違うよね!」と感動した、オフィスチェアーじゃないんだよね。
特に窓際は本当に、オフィスの休憩スペースの椅子みたいな、背もたれのない硬い椅子なので、あっという間にお尻が痛くなる予感!!
2時間もつかなーって感じ。
ていうかお尻の前に肩と腰が痛くなってきた。。
椅子がテーブルに対して高すぎるんだよね。
あとレセプションからの雑音や話し声に関しても、イヤホンで音楽とか聞いてても、それに勝つ勢いだからなー。
カフェとかで仕事している時に、カフェのBGMや話し声は全然気にならないほうなんだが、どうしてレセプションの音がこんなに気になるかというと、多分カフェなどだと、一つ一つの音がそんなに際立ってないんだろうなあ。
でもここだと、音が響くし、その音自体は煩雑な感じの音なんだろうな。
なので、ちょこちょこっと、営業の合間に2-3時間、メールチェックとか書類の作成をしたいとかにはいいかもしれないけど、がっつり1日働く雰囲気じゃないかも。。
あと、WEBクリエーターなどデジタルノマドが集まるコミュニティ的なアットホーム感とかはないよね、場所柄も。
それが、テンパると殺気立っちゃうわたし的には逆に集中できていいかなとは思ったんだけど、いざここに来てみると、コワーキングスペースの価値って、仕事にがっつり集中出来る環境が手に入るだけじゃないんだよね、と思い至る。
そこでの出会いで刺激を受けたりすることも、コワーキングスペースの価値なんだよなー、と。
そう思うと、多少高くても、エカマイのHUBBAとかのほうが価値はあるかも。
あとプラカノンのE88も、営業時間は19時までなので早いなーと思ったけど、ここに比べたら、落ち着ける空間だったな。
オフィスデスクとオフィスチェアだからね。
そんなに広いスペースではないけど、みんながっつり仕事しててオフィスって感じだったし。
少なくとも、8時間ぐらいぶっ続けで仕事しても肩も腰も尻も痛くならなかったわ。
ここだと、エンポリアムのフードコードの窓際席で仕事してるのと落ち着かなさ的には変わらない感じ。ただ単に、WiFi使えるのと、居座って申し訳ない感がないだけ。
こういうところが、やっぱりバンコクって安くないんだよね、別に。
安く納得のいくサービスを得るということはなかなか難しい。
タイ料理やタイマッサージみたいなご当地もの以外はね。
試しに東京のコワーキングスペースのドロップイン可能なリストを見てみたけど(以下)、1日1000円が相場。
やっぱりね、そんなことだと思ったよ。
だって、漫画喫茶の夜間始発まで利用が大体1000円だもんね、それくらいじゃないと割があわないイメージだったわ。
http://matome.naver.jp/odai/2136474117499394001
で、ここバンコクでは1日300バーツなので、今、270バーツで1000円という為替を考えたら、バンコクは東京より高いのだ。
バンコクのスタバは、WiFiが有料だしね(日本は登録さえすれば無料だったはず)。
ちなみにTOM M TOMS コーヒーは3時間無料WIFI。
TRUEコーヒーではTRUEのwifi契約してる人は無料でいつまでも使えるけどね。
さて、でもここのいいところもあるとは思うので、あげてみると。
◆安い
◆主要駅の主要ビルの中にあるので、アクセスが便利
◆フリードリンクの種類が多い(テイーバックいろいろだし、コーヒーも、カプチーノ、カフェラテ、エスプレッソなどがある)
◆眺めがいい
ってとこかなー。いまのところ。
なおシーロムコンプレックスの支店にも行ってみたところ、こちらは眺めはないけど、より静かで落ち着けました。
ただ家具はアソークと全く同じだったので、他の支店もまったく同じ構成なのかも。
まあ他も、ZENやゲイソン、インタージェンジ21など、行きやすい場所にたくさんあるので、いろいろ行ってみます!