タイ人女子が喜ぶバレンタインデーギフト! [タイ人について思うこと]
もうすぐバレンタインデーですね!
タイでは男の子が女の子にバラの花とか可愛いぬいぐるみとかあげるのが定番みたいです。
terminal21の特設売り場も、こんな感じになってます。
ちなみに、スウィーツとしては、タイでもマカロンは大人気!
これは40THBのミニマカロン。
色がすごいし、タイのスウィーツは甘いだけで不味いものが多いので半信半疑だったんだけど、ちゃんとマカロンだった!
日本人女子にも人気だけと、タイ人女子にも人気なのはわかるね。
だいたいタイ人女子は、日本人女子に負けず劣らずファンシーな可愛いものが好きだからね〜。
ちなみに数年前の従兄弟の結婚式、新婦の趣味で引き出物のお菓子はマカロンで、私は大喜びだったけど、年輩の親族には不評で、私はみんなから「いらないからあげる」ともらえてしばらくマカロン長者だったわ。
あのとき飽きるほど食べたので、もういいかなって感じだけど、嫌いじゃないです、マカロン私も。
マカロンもいいけど、何よりも人気なのは日本発のスウィーツ。
とくに「北海道産」がすごくタイ人の心に刺さるみたいで、どこもかしこもhokkaidoという文字でいっぱいですよ、タイのデパ地下とかスウィーツ売り場とか。
とくにチョコレートならroyceね!
こっちのデパートにも進出してるんだけど、なにぶんお値段は日本で買うのの2倍くらいなので、日本からお土産として買ってくるとかなり喜ばれます。
こっちのチョコレート、基本的に不味いからね。
ロイズのチョコレート、美味しいは美味しいけど、日本にいた頃は匹敵するような美味しいものがいっぱいあるから、「まあ普通においしい」くらいで特別どうこう思ってなかったけど、タイに来てから食べると「超うまい」です。
あ、なんかかわいそうな私。
まあそんなわけで、日本人ブランドを活かしてタイ人女子にモテたいなら、やっぱり北海道産のスウィーツに限るね、と私なりにポイント高いであろうバレンタインデーギフトを考えてみたのだった。
タイとタイ人の嫌いなところ。 [タイ人について思うこと]
タイにいて、もっともストレスを感じることが明確になってきたようなので書く。
それはやっぱり忍耐の度合いを著しく超えるような、頭が悪い対応をしてくるカスタマーサービスである。
バカなのかな?
と思わざるをえないような回答を平然としてきて、らちがあかない。
もちろん、なかには優秀な人だっているんだと思う。
そして言葉の壁もあるとは思う。
というわけで、言葉をつくして、「いや、そういうことじゃなくて」ということを、何度もメールでやり取りをするんだが、メールを使うのがまずいのかな?
そういうカスタマーサービスに限って思い込み激しいから、人の文面なんてちゃんと読んでないのかもしれない。
メールでの問い合わせになった時が一番たちが悪い。
まずまともな回答が帰ってこない。
トンチンカンな答えのリピート。
本当にイライラして死にたくなるわ。
でも電話窓口がなかったりするんだよねえ、そういう時に限って。
そしてメールのほうがリファレンスが残るから好都合のこともある。
でも本当にひどい。
そりゃあ日本のカスタマーサービスでも、はああ?な、とんちんかんな回答がかえってきたこともある。
でもその時は、「そういうことじゃないんですけど」という旨をかえせば、違う担当者から「大変申し訳ございませんでした」的なフォローがすぐ返ってきたりする。
そして「はああ?」のとんちんかんレベルも、タイのほうがよっぽど手強い。
そして「いや、そうじゃない。」ということを、3回くらい説明しても、とんちんかんぶりを貫くんだよねえ、彼ら。
メールより電話、電話より対面を鉄則にするのは、当たり前にしても、仕事となると、こういうのがすごいロスタイムになる。
それにいちいちイライラしてたら身がもたないから、「仕方ない」と、なんでも諦めるようになる。
もちろん1年半タイに住んできていて、どういうことが「タイだから仕方ないこと」で、どういうことが「タイでは融通がきくこと」なのかが以前よりわかってきていてはいるはずなんだけど、時々やっぱりそれが辛い。
とくに2,3回やり取りをしてもとんちんかんが修正されず、「はああ?」な状況になった時には、おそらく、いろいろ突っ込んだりしても、もう意味はないんだと思う。
意固地になったり、逆ギレしてきたりするだけで、人の話を聞かず、自分の正当性を疑わないタイプの人なんだろうから。
だから「あ、こりゃダメだ」と思ったら、スルーしてさっさと諦めて、違う手段を探すのが早い。
それが実用的。
タイには乗車拒否のタクシーはいっぱいいるから、最初の頃はなぜに乗車拒否なのか?と考えていたりしたけど、今はもう慣れて、行きたくないなら仕方ない、次、次!という感じ。
きっとそういう感じで、変な担当者に当たったら、早々に諦めるのが得策なのだろう。
でもさ、タクシーと違って、代替手段があるわけじゃなかったりするじゃん。
そして諦める、というのが癖になっていくのが怖いし、悲しい。
そして多くは、理由はあきらかに相手の誤解や理解不足による理不尽、またはミラクルなままなのである。
ミラクルだけどまあいいや、で済ませられることならいいけど、明らかな計算ミスによる過剰請求やらだと、やっぱりこちらも引けない。
でもそういう、計算しなおせばわかるだろ?っていうものすごく単純な話で、リファレンスと計算式まで添付してあげても、ダメなのだ。
そこまでしても、添付書類に目を通すことも、再計算することもしようとせず、「うちの計算結果ではそうなってません」を繰り返すのみなのだ。
まあ、過剰請求問題は最終的には、社長やカスタマーサービス部門のマネージャーまでいき、半年くらいかかった挙句に、ミスを認めて解決されたのだが、その半年の間に、何度もミスが繰り返された。。。
そしてそれが、意外に大きなインターナショナル企業なのである。
思うにタイ人の働き方は、家庭内手工業的なのである、いまだに。
よって、家族経営くらいの規模だと、その柔軟性がいいほうに発揮されて、とてもいい。
ただ、縦割りの大きな組織では、悪い方に出る。
自分のした仕事が他部署へ与える影響を考えることを苦手としているようで、多くはその場限り、自分の役割ぶんだけの対応をして、情報共有もうまくされていないようだ。
よって、 部署ごとに対応の矛盾が生じて、おかしな事態になる。
また、大企業ほど、理想主義と現実のダメさの乖離が激しくてうまく回ってない印象。
例えていうなら、いままで階段しかなかったビルにエレベーターを導入したはいいけど、停電がしょっちゅうな状況は変わってないので、しょっちゅう人がエレベーターに閉じ込められる、みたいな。
エレベーターを導入する心意気はいいけど、導入するなら、最低限、エレベーターが安全に動作できるくらいの予備電力は備えておけよ!みたいな感じでしょうか。
つまり、縦割り分業をするんだったら、情報共有の徹底ができないと機能しないよね?というような。
タイで仕事をしていったり、長期住んでいったりしたら、まあ職種や立場によるとは思うけど、 この手の「ものすごく簡単なトラブルなのに、全然解決されない。むしろ解決しようとしてくれた結果、こじらせやがった。」みたいな、どうでもいいトラブル対応に時間を捧げることが多い。
それが私にとってはタイ生活で、もっともストレスを感じることかもしれないな、と改めて思いました。
関連カテゴリー:タイ人について思うこと。
ファランと戦うタイ人。 [タイ人について思うこと]
先日、ファランの滞在するゲストハウスの共有スペースでパーティをしようということになりお邪魔したのだが、その途中で帰ってきたタイ人オーナーは呆れ顔。
うちはパーティスペースじゃないぞ!と言いつつも、しぶしぶ顏で容認していたのだが、24時近くになってもまだ帰らない我々に業を煮やしたのか、パジャマ姿で出てきて、洗ったはずの鍋が汚いと言い出す。
フライパンに傷をつけたな、とも。
当のファランは、前から傷はついてたよ、とか、わかった、あとで洗うよ、とかやり過ごそうとするのだが、タイ人オーナーの機嫌は悪くなるばかり。
そこでファランも折れて、わかったわかった!よしパーティは終わりだ、片付けだ!!ということになり、みんなで急遽大掃除して撤収。
タイ人オーナーがひとしきりフライパンを持ってブツブツ言ってるので、洗うよ、というと、いい、自分でやる、とのこと。
そして、私に「フライパンのここに傷がついてるだろ、テフロン加工の鍋をステンレス製のたわしで洗ったらいけないことが、あの男にはわからないんだよ。」とこぼす。
なるほどなるほど。
しかしファランもよく働く。
私がグラスや鍋を洗ってる間にぼーっとしてるのかと思いきや、ほかのファランたちは、床を箒で掃いたり、机を拭いたりとテキパキ働いてるし、当の怒られファランもゴミもまとめてゴミ出しまで。
それにはけっこう感動。
キャンプとかバーベキューとかに慣れた男の子じゃない限り、日本男児だったら多少のことはやるけど、床まで掃き出すことはなく、ある程度やったら、ホームパーティで皿まで洗って帰らないようなノリで、けっこうぼーっとしてそうなところだ。
大きな図体でゴミを持って若干しょぼんとしているファランは、クマのプーさんみたいでちょっと可愛かった。
そして掃除を終えて、ゲストハウスを後にし、別れる前に、なんだなんだ、何事だ?と、こそこそ立ち話しするファランたち。
よくわかんないけど、たまにこういうことあるんだよね、まあいっか、みたいな結論に落ちついていた。
けど考えてみたら、ゲストハウスの客でもない人たちが、そのゲストハウスの共有スペースやキッチンを利用するってありなのか?って話よね。
そこに7ヶ月も滞在しているファランがノープロブレムだって確信を持って言ってるからそういうものなのか?と思ってお邪魔してしまったけど、そもそもその時点でアウトだったのだろう。
まあしぶしぶOKしたものの、ちゃんと片付けて帰るんだろうな?まだ帰らんのか!というイライラが、フライパンに傷をつけたな、という文句になって出てきたのではないかと推測。
考えてみたら、以前、バンコクのドミトリーの共有スペースに、友達に連れられて来たという、そこに泊まってない人がいて、若干ひいたものね。
ただでさえ一般的に治安的に難ありの安ゲストハウスに、ゲスト以外も出入りできちゃうなんて。
帰り道、ほかのファランが、うちのゲストハウスでも何年か前に似たようなことがあったって話を聞いたよ。ただ友達を連れてきただけなのに、いつもは温和なオーナーが「Who are you?」ってすっごい怒ってさー、だから気をつけないとね、的なことを言っていた。
ようするに、ファランの常識とタイ人の常識のズレのような気がする。
タイ人オーナーも「ゲスト以外の立ち入りを禁止する」的なルールを明文化しておけばいいのにね。
まあでも、ホテルのロビーとかと一緒で、友達が訪ねてきてちょっと話するくらいならいいかっていうのもあるから、微妙なラインだったのかしら。
というわけでこのファランも、自己主張はけっこう激しいのだけど、それなりの柔軟性を見せているので、長いことうまくタイ人とやってきているのだろうし、タイ人のほうも、おっきな子どもを面倒見るような感じで、許したり怒ったりしながらやっているんだろう。
タイ人のファランあしらいは、ファランあしらい、という言葉がぴったりなくらいに、時々本当に子ども扱いというか、理由をしっかり説明してどうこう、というより、ダメなものはダメ!受け付けません!聞き入れません!という感じ。
ファランの厚かましさとかネゴシエーションのたくましさ、要求の多さ、ケチさとかもあるので、それをよく聞き入れて合わせてあげてるなータイ人、と思うこともあるけど、時にはめんどくさくなるのもまたタイ人なのだろう。
というわけで、タイ人は怒ったら人を殺しかねない勢いで怖いし、いざ揉め事となれば何が正しいかは置いておいてタイ人はタイ人の味方を絶対にするという連帯力を発揮して1対1は簡単に1対10になるわけだし、ケンカになったら絶対に勝てない。
とにかく謝って速やかにその場を去ること。
そうじゃないと本当に刺されたり、銃で撃たれたりする。
大袈裟ではなくて、揉めたあとに、一旦家に帰ったが怒りが治まらなくて、武器を携帯して現場に戻り、殺人、ということが実際によくあるそうだ。
というのは在タイ邦人の間では鉄則となっているのだが、それをわからないファランが己の体のデカさと腕力を過信してなのか、正義は勝つという信念のもとになのか、自己主張を貫いた結果、たまに殺されたりしてるんだろうなあ。
というわけで、コンイープン(日本人)としては、ファラン的なたくましさとタイ人的なたくましさの攻防は、なかなか見ていて面白い。
特に西洋人にすごくおべっかを使ってすり寄ってしまう傾向の強いフィリピン人なんかと比べると、タイ人は表面的にはいざ知らず、本心的にはまったくそういうのがないのが面白い。
まあ元々タイに来る西洋人の大半を占めてきたのが、羽目を外して問題を起こしがちな騒がしくて落ち着きのない若者だったり、よいよいのおじいちゃんだったり、っていうのが大きんだろうし、フィリピン人は西洋に支配されてきた歴史や貧困から逃れるためには西洋人に好かれて抜擢されるのが早道というシンデレラストーリーを夢見ているというのがあるわけだけど。
ちなみに中国人観光客は声がでかくてうるさい、とタイ人は二言目には言う。
ゴミをポイポイ捨てるとか、値切りまくるとかも嫌われている原因なのだが、声が大きくてうるさいのがいやだとよく言う。
その点、日本人はおとなしくてマナーがよいと思われているみたいだ。
まあ、日本人が中国人をあまり好きじゃないだろうという思い込みのもとに、日本人である私に、中国人の悪口を言いたがるという側面もあるのかもしれない。
フィリピン人がおそらくはそういう考えのもとに、韓国人の悪口をよく日本人にしたがるのと一緒で。
とはいえ、中国人観光客のマナーの悪さがタイでも問題になっているのは事実。
草の根的にも好かれる日本人でいたいものです。
ちなみにその怒られファランだけど、アジアをよく旅していて、彼いわく、
・ベトナム人は歴史的なあれこれから西洋人が嫌いっぽいので、ベトナムにはもうあんまり行きたくない。
・スリランカは 女の人がみんな家の中にいて、街を歩いていても男しかいないのでつまらない。
とのことでした。
あくまで個人の感想だけど、へーっと面白く拝聴しました。