コロナ感染したかも日記。嗅覚が急激に鈍る。 [日本本帰国?]
夕食を食べていて、なんか変だなと思い出す。
私はもともと嗅覚がぶっ壊れているのだが、それにしたって庭のミントの葉を齧れば、かなりミントの強い香りと味がするし、ハッカ油を手首につけても強烈なにおいがするはずだ。
だがしかし。
鈍い。
全くしないわけではないが、だいぶ鈍くなっているのがわかる。
さらに、そばとブロッコリーを食べたのだが、、味はする。でもなんか遠い。
言うなれば、片目でしか見えないとか、片耳でしか聞こえない、というような感度だろうか。
完全に知覚を失ったわけではないのだが、なんだか拡がりが足りないというか、、、。
とかいっている間に、あれから2時間程度か、本格的に嗅覚が失われたようである。
もはやハッカ油の瓶を開いて鼻のすぐ下に持ってきても、一切何も臭わない。
これは・・・PCR検査の結果は出てないが、ほぼビンゴなのではないだろうか。
鼻詰まっているわけでもないのに!
ちなみに、同じような事例を何件か読んだ。
つまり症状が出始めて4,5日したところで、急激にいきなり嗅覚を喪うということがあるらしい。
いやこれは結構問題だ。
咳き込んで苦しい、息苦しい、熱っぽくて苦しい、、色々な苦しさのなか、せめてアロマでも焚いて・・という癒しがきかない。
お風呂にはいって、いい香りの入浴剤でリラックス・・もできない。
しかも耳も詰まるような圧迫感があり、聴覚に問題が出てきそうだし、声も昨日なんかは、このままだと出なくなるのでは。。という感じだった。
そう思うと、電話でコミュニケーションが取れなくなるのは恐怖だよな。
今、コロナ関係、まずはコールセンターに電話してきてください、みたいなのばっかりだし。
電話すらできなくなったらどうなってしまうのだ。
さて既に、ホテル療養か、自宅療養か、どっちがいいかなあと考え始めている私。
今のところ、自宅療養のほうがいい。
というのも、こんな風に刻々と症状が変わるのだから、意外とやりたくなることも、やれることも予想できない気がする。
だったら、それを全部最初に予想して持っていこうとするのは難しい。
家なら、ふとお絵描きしたくなろうが、料理を作ってみたくなろうが、掃除をしようが、整理整頓をしようが、やれることのバリエーションが多い。
いつもいつも缶詰になっているような生活でなければ、5日間のおこもりなんて、WIFIとパソコンがあればいいって感じかもしれないが、1年以上も缶詰に近い生活をしてきている我々としては、パソコンだけでは辛いものがあるだろう。
しかも5日間のおこもりのはずが、10日間に延長になることもあるらしく、その間、洗濯はどうするのかといえば、許可されているのは、自分で室内のユニットバスで手洗いのみらしい。
バスタオルすら、自分で持っていくのだが、下着くらいならともかく、バスタオルの手洗い部屋干しはつらそうだ。
とか考えるとね。
あとはなんといっても、自宅なら、家の植物が留守の間に枯れるという心配がない!
コロナ感染したかも日記。PCR検査受けてきた! [日本本帰国?]
昨日の夜、昨日のうちに病院に診察依頼を入れなかったことを若干後悔しつつも迎えた今日。
なんていうもんでもなくて、朝2時、朝4時、朝6時、、と苦しさに目が覚めて、ジリジリと9時を待つ感じ。
しかし、苦しいのも横になっているからであって、座ったり立ったりして活動を始めると苦しさが和らぐ。
前屈みになれば酸素が入ってくると、昨日教えてもらったもんな、その通り。
横になると苦しいという症状が、どういう原因から来るかは何通りかあるらしいけど、まあズバリ気管支炎とかでも起こる現象のようで、コロナでの息苦しさでも、ままあることなのだろう。
ちなみに今日になったらもう、喉の痛みはほぼ消失し、咳も昨日より頻度がすこし減り、声も昨日のヘリウムを飲んだような異常極まりない声からは、低い声がちゃんとでるようになり、ちょっと掠れるくらいになっているし、微熱も下がったようである。
だがしかし、咳からの黄緑色の痰は出まくり、匂いも昨日より臭くなってきている。
それになんだかうっすら左胸も痛い。
そして座ったら立ったりして動き回れば意外と元気なのだが、横になると息苦しいというのは、普通ではない。
というわけで、昨日教えてもらった、休日の診療所に9時のオープンと共に電話。
まるで昔の、チケットぴあで電話してチケット取り合戦みたいな感じで、コールしまくるが、しばらくはツーッツーッでもなく、無音でただかからない。
かなり怪しいが、めげずに10回くらいトライしてると、やっと繋がった!
そして、9:30に来て良いという。
というわけで、自転車で速攻家を出たのだが、家からは2キロ離れており、結局9:40に着いたが対応してくれた。
医療従事者のみなさんはニュースで見る、あの全身完全防護服のものものしい感じである。
かたやこちらは丸腰の私服。
この違和感はウケる。
息苦しさというクリティカルな症状があるため、保険診療となるはずだが、預かり金として15000円を支払う。これは後日精算返金されるとのことだが、このうち幾らが自己負担金になるかは謎である。
お金を払ってから、ロビーにパーテーションを区切られて即席診療室で、これまた防護服の内科医の先生に問診を受け、パルスオキシメーターで血中酸素濃度を図り、さらにPCR検査へ。ちなみに血中酸素濃度はまさかの超優良100%!
さてそして、建物に横付けされた検査カーに乗って、プラスチックの壁の向こうから両手だけを出す検査担当者の人に向けて私は立ったまま鼻を突き出し、5秒ほど右の鼻の穴に検査棒を突っ込まれるも、ツーンとして痛いのは最後の1秒だけ。サクッと終わる。
また診療コーナーに戻ると、念のためということでカロナールという解熱剤を、一回二錠[×]?4回分もらう。
PCR検査の結果が出るのは明日のひるくらいとのこと。
そして、私はまた野に放たれる。
いやぁ不思議。
ものものしい夜間休日医療センターのすぐ一本裏の通りには、有名なカレー屋さんがあって、カップルが並んでいる。
私も昔、デートで来たことがあることを思い出す。
不思議。
私自身、あんな厳重隔離対象のように扱われるのに、一歩外に出れば、うららかな日曜日に街の探索を楽しむ、ただの自転車に乗った人。
しかも今は、自分のステータスもよくわからない。
家にたどり着いて、いつものようにウイルスを持ち込まないように、、ともちろん厳重に手を洗ったりするのだが、私自身からウイルスが発散されているのだとしたら、意味のない行為である。
でも逆に、感染してないのだとしたら、ものすごいリスキーゾーンに生身で訪れていたことになるわけだから、とりあえず着ていた服を全部洗濯機にいれ、シャワーを浴びる。
しかし割と元気に日曜を過ごす。
なんなら朝イチで一仕事終えてきて、有意義に過ごせてる日曜日って感じだ。
今日は熱も下がって平熱だしと思っていたが、
ところがまだわからないもので、夕方になり、熱が少しまた上がってきた。
咳も頻度が下がり、座っていれば息苦しくないと豪語した舌の根も乾かぬうちに、咳もけっこう頻発するし、座っていても呼吸が若干苦しくなってきた。
そういえば、誰か感染者の経験談で、熱が上がったり下がったりがずっと続くと言ってる人あたもんな。
1日の中でも変動があるのかもしれない。
初日はあんなに喉が激痛だったのに、今は全く痛みがないし、症状が移っていくのも速いのかも。
しかしこの時点で私はコロナ感染したかは分かっていませんから、コロナではない何か、黄砂アレルギーとか、風邪とか気管支炎とか?の症状を語っているのかもしれませんが。。
まあしかし、コロナじゃなければ大手を振ってオモテを歩けるし、面倒を回避できて一安心。
そしてコロナだったら、この息苦しさは肺炎に起因している確率が高いだろうから、なんか少し嫌なイメージはある。
松村邦洋みたいなケースもあるし。
でも、自宅療養だと、自宅療養グッズみたいな食料品一式が送られてくるらしい?!
と思うと少し楽しみだったりする。
死ぬ時はあっという間に。コロナ感染したかも日記! [日本本帰国?]
あの頃、私たちはまだイノセントだった。
そんなノスタルジーになんで浸るかといえば、ここへきて私の足元にもついにコロナが到来したようで、職場の同じフロアで、2人陽性と確認されましたという発表を聞いた日の夕方には私も怪しい症状に見舞われる。
まず喉が猛烈に痛くなり、痛すぎて眠れないほどなのでロキソニンを飲んで寝る。
翌日、喉の痛みはマシになってきたが、痰が絡み始め、咳が出始め、微熱が出始める。
怪しい。
ゴールデンウィーク明けは黄砂がひどいというし、思えば数年前も黄砂の時期に喘息か?というぐらいに咳が酷くなったこともあった。
黄砂かもしれない。
そうも思った。
だが3日目、ついに息苦しい。
咳は治まってきているのに、咳をしていない時もずっと一日中、薄ら息苦しい。
それまで、軽い風邪症状として、4日は経過観察をしようと思っていたが、息苦しさが出てきたので、帰国者接触者発熱相談センター、だっけ?というような名前のところに電話をする。
そうすると、最寄りのコロナ診察受け入れ病院を紹介してくれるのだ。
さてしかし、こんだけ一年半にもわたり、コロナコロナと聞かされ続けて、コロナ様中心の生活を強いられてきたのに、いざ自分がコロナに感染したかも?と思ったら、どこから何をして良いか意外とサッパリわからないもんである。
最初に電話すべき窓口も色々あって混乱する。
とにかく色々、検索に頼る。
痰が色づいているのは、コロナなのか、喘息なのか?などなど。
そうすると一年前くらいの情報がわんさか引っかかってくるのだが、去年の常識と今の常識はまた違うじゃない。
そして、ああ去年の私たちは、今よりもっと未知の病となんとか折り合いをつけようと相撲を取ってた、健気だな、とね、感じたわけ。
そして、いざこうやって恐らくは感染してみると、あっという間だなぁと感じるの。
まさか自分が、かかったとしても、おそらく軽症で、死ぬこたあないだろうと思っていた。
でもこうやって、あれよあれやと言う間に息苦しさを感じたりして、センターに電話した時には声もかなり出づらい状態になってて、よくある2日後にいきなり容態急変とかが他人事じゃねぇなと思うわけ。
とりあえず夜中にどうにもならなくなったら救急の方に電話するとして、そこまでにならなければ明日、教えてもらったところに電話して、自転車で診察を受けに行きます、と言ったけど、今ちょっと後悔してる。
私の咳を聞いた電話口の相談員はちょっと態度を変え始めて、今の咳を聞いた感じだと結構心配、今すぐ救急の方に電話して欲しいくらい、我慢しないで、と言い出したわけで。
息苦しいというのが、気のせいじゃない以上、軽い肺炎状態にはなっているのかもしれなくて、だとしたら、速く手を打つに越したことはないじゃないか。
ちなみに気のせい説もあった。
だけど、前屈みになると呼吸しやすくなると電話口の人に聞いてやってみたら、おお!酸素入ってくる!!となった。
つまりやっぱり酸素薄い感はやはり気のせいではなかったのである。
まあしかしやっぱり躊躇うよね、じゃあいまから救急に電話するかと言えば、夜中に移動するのはやっぱり面倒だし、気もひけるし、明日朝9:00と同時になんとかしようと思う。
しかし考えてみたら第四波は変異株が主流であり、変異株は若者にも容赦しないらしく、若者の重症化例も以前より格段に多いとか。
そりゃ高齢者でなくても、私がそれなりの症状に見舞われたとして、何も不思議はないわけで、あっという間に状況は変わるんだな。
こうしてあっさり私が死んだとしても、意外と仕方ないよな、俺の番が来たんだ、と、あっさり受け入れられる気がする。
東京では一日千名様に抽選で当たります!状態なのだから、ついに私の所にやってきたところで、ついに赤紙が、、という感じである。
しかし、発熱センターは、すぐに電話が繋がってありがたかった。
さてしかしここから先が繋がらないのかもしれず、、。
さあどうなるでしょう。
実は黄砂かもしれないし、でもとにかくPCR検査は受けたいし、こんなに咳き込んでいる以上、どのみち1週間は人前に出れないだろう。