タイからの帰国を決意したきっかけ。 [日本人について思うこと]
タイに住んでいる日本人が全員やばいとはいいません。
ピンキリです。
まともな人もたくさんいます。
でも、タイはちょっとあれな日本人が多いという話はよく聞いていました。
実際すぐにわかるところとしては、「やばい親父が多い」というところです。
だいたい観光客からして、タイに女の子を買いに来たエロオヤジも多いわけですが、実際住んで働いていても、職場で平気で風俗の話をするようなオヤジ率は高く、セクハラやパワハラの敷居が日本では考えられないくらい低い傾向があります。
でもまあ、そういう点くらいかなと思っていたのですが。。。
「犯罪」という意味でもヤバイ人の率が高いようです。
実は日本に居られなくなって、海外逃亡してきたような人というのも一定層いる・・というのは本当のようで、なかには「手癖が悪い」という人もいるわけです。
もちろんタイでの生活、そこまで甘くなく、経済的な余裕がない人もたくさんおり、そういう日本人が同胞をだまして金をくすねる、というパターンもあります。
貧すれば鈍するというか、ビジネスと騙しと犯罪の垣根がわからなくなっているタイプでしょうか。
タイに来てからそこまで落ちてしまう人というのもいるのでしょう。
でもそうではなくて、もともとモラルがなくて日本で居場所がなくなって、タイでもそのモラルのなさを発揮しているタイプの人もいるようです。
日本だって「会社の金を使い込んだ」とかいう話はなくはないのでしょうが、私が今まで日本で働いていた限り、自分の会社でそんな人には会ったことはありませんでした。
しかし、タイに来てからそういう話がうようよ・・。
今までだったら、会社に貴重品を置いておいてもまさか会社で盗まれることはないだろうと思っていましたが、タイでは注意しないといけないかもしれません。
もちろん会社の管理体制の問題もあって、大きなしっかりした会社であればもちろん不可能だとは思うのですが、小さな会社で管理が行き届いておらず、そういうことができる隙があれば、魔がさす人がいるということなのか。。
しかしながらヤバイなと思いました。
ここに長く居てはいけない、そう思いました、マジで。
まあタイ、またはバンコクのなかで環境を選ぶということもできなくはないけど、そうしたいという気持ちよりは違う国へいきたいという気持ちのほうが強い。
生活環境の良さは、東南アジアのなかでも抜きん出ていいとは思う。
このリーズナブルさや治安の良さで、このインフラが確保できて、美味しい食べ物に恵まれて、快適な暮らしができるのは、すごく価値がある。
とはいえ、ここらで移動しないといけないと強く感じる昨今。
でも私ももはや自分がのんべんだらりとしてきているのを感じています。
日本にいた時、タイにきたばかりの時のような、向上心があって当たり前、そうでないと負け組になってしまう、社会で生き残れない、というような日本人として当たり前だった感覚が失われつつある。
日本ではそうなんですよね、常に漕ぎ続けて進み続けてないと生きてはいけない、そういう感覚があった。
そのスピードを速くすれば、もっと上に行けるけど、そのスピードがゆったりしようものなら追いていかれ、歩みを止めようものなら死を意味する・・・そういうのは当たり前すぎて意識もしていなかった。
でも今は違うね、よくも悪くも。
でも再びそういう感覚を取り戻さないと、次の場所には移動できない、そういう感じはする。
さてさて。
でも、日本人コミュニティに依存せず、たとえばもっと西洋人コミュニティに軸足を置くとかね、それはありかもしれない。
タイ人コミュニティに軸足を置くこともできるけど、、それはもう興味を失ってしまってるかも。
だいたい英語をマスターしたくて海外移住をした割に、いまだにネイティブとの英語会話は緊張する私。
(もちろんネイティブもいろいろで、外国人向けにゆっくり話してくれる人もいれば、一切の遠慮をせずにまくし立てるひともいるんだけど、後者のタイプね・・。)
これはいかん。
多少TOEICの点数はアップしたかもしれないが、多少の域だし。
やっぱりこっち方向の努力をもっとしないと!
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