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インド人に啓蒙される [バンコクライフ!]

思えばインドにいるときは、インド人よりも西洋人のクラスメートたちのインパクトのほうがずっと大きかったのだが。

今、タイにてタイ在住インド人に感心している。
要するに服装なんだけど。
微妙な服を着ているタイ人が多いからか、シンプルで上質なリネンの真っ白なシャツを着て爽やかに微笑むインド人のヨガの先生にドキッとしてしまった。

こないだもタイ人の女医さんがタイ人にあるまじきシンプルで上質な服装をしていて、はっハイクラスはやっぱり違うとドキッとしてしまったばかりなので、間違いない。

思えばインド人はいい所がいっぱいある。
まず、実はかなり均整のとれたスタイルをしているし、顔立ちだって美しいのだ。

ただ、大抵お金もちインド人はでっぷり太っていたり、貧乏だと諸条件でそれを感じさせなかったりするだけなのである。

そして大体厚かましい性格が最もその良さを隠してしまうものだが、その先生は珍しく内面もこざっぱりとしており、ユニバーサルに通用する徳のようなカリスマ性を感じさせる佇まいなのである。

おとなのファッションて、シンプルで上質な方向に行くしかなく、個性が出しにくくつまらないなあと思ってたけど、やっぱり、ここタイだと余計に、そういうファッションが際立ってかのっこよい。

ためしに、この電車のなかにいる目の前のタイ人美女が、真っ白なリネンのシャツを着ていることを想像する。

今のタイ人ギャルにありがちなボディコン風の安っぽい服のかわりに。。

一気にハイクラスな、この女は違う!!と思わせる女の出来上がりである。

といいつつ、私はふらりと夜店で150バーツのワンピースを買い、会社にしれっと着ていくような人間なのだが。

それはカオサンにいる外国人バックパッカー的視点からすればごく自然でむしろ賞賛されるような行為なのだが、バンコクで生活するタイ人の視点からすると、鼻で笑う行為なのである。

ま、タイ人の価値観、場の空気に影響されてる側面もあるな、わたし。

つまりタイ人の価値観は金持ちこそ偉く、金持ちの外国人をつかまえることに夢こそ抱け、金をもっていないふつうの一時的外国人旅行者なんて、眼中に入ってないのである。
別に忌むわけでもないけど、お金落としてってくれてありかとう!楽しんでいってね!くらいなもので、無関心なのだと思われるわ、一部の彼らをターゲットに商売してる人以外は。



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