インラック失脚。一斉蜂起⁈

日本でも報道されているとおり、バンコクはいま政権交代まっただなか。
半年あまり前から盛んに続けられていたデモも、ここ一ヶ月鎮静気味だったのだが、これを機会に当然のごとく気色ばんでおり、反政府側は今日は最期の戦い！と銘をうって、一斉蜂起のおつもり。
というわけで、今日は久しぶりに、朝からデモのみなさんを沢山お見かけします。

なんかでも大変なのよね、デモのみなさんも田舎から出てきて、テントの中で寝泊まりしてね。

バンコク在住民は富裕層が多いから、そんな田舎から出てきた彼らの奮闘を、キタナイ、黒い、、とか言って冷たい視線で傍観してる模様。

でも、デモもカラオケ大会みたいになってたりして呑気なもんなんだけど、忍耐強く見えてキレやすく、キレたら止まらないという彼らだけあって？なのか？？
こんなに和やかな感じなのに、突然どっかで手榴弾が投げ込まれ、2、3人死ぬ。
それが結構当たり前のように、頻繁に起きる。

だから、一昨日、インラック失脚が報道されたあと、ここらの治安悪化もありえるなと覚悟したけど、実際、その晩に爆弾で数人死んだらしい。

タイ人と日本人の違いはわかりにくい。
私なんて超タイフェイスらしく、彼らにしてみればタイ語が話せないだけの存在だ。

生活も、そこそこ日本なみの生活が出来る。

でも、飲酒運転で色んな車にぶつかりながら暴走した犯人が捕まった際に、怒った住民らに刺されて殺されている。

え？
日本ではありえない結末。

こっちでは命の値段が軽くて、人を殺しちゃったとしても賠償責任が軽いからなのか。
ただ単に後先というものを考えるだけの教養がないからなのか。
教養というより、キレたら止まらない性格のせいなのか。

やはり野蛮と形容するのが適しているようなところがある。

タイ人が多面外交を見事にやり抜き、欧米からの支配を免れたことを考えれば、そんなにおバカじゃないはずだ。
そして識字率の高さなど、教育普及の程度だって悪くないはずなのだ。
とはいえ、ようは貧富の差なのだろうか。

もちろん洗練された人々もいるはずたが、目の前の生活、目の前のことしか考えられない人もいる、、？

まあそんなわけで、ここは外国で、わたしは外国人なのであった。